近江印刷さんの秘密に迫る
今回は愛荘町にある近江印刷株式会社さんにお邪魔し、
営業部の井田さん・袋本さんにお話しをお伺いする他、
併設されている工場もご見学させて頂きました😊
近江印刷さんは、元新聞記者であった創業者・里西龍太郎氏がミニコミ紙
「近江タイムス」を自家製作するための活版印刷を始めたことを起源に
昭和33年に「里西印刷所」として創業。とても歴史のある会社さまです。
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皆さまは印刷会社さんというとどのようなイメージでしょうか?
私は純粋に印刷の発注受けて、機械を動かし、紙に印刷する…
そんなイメージでした。
しかし、近江印刷さんでは営業部・制作部から始まり少し歩けば印刷工場も併設しておられます。
そのため、企画から納品まで全てを完結できる環境があり、
紙に印刷するだけでなく版下データからデジタルコンテンツの作成まで行える
そこが強みだと営業部長の井田さんは仰います😊
印刷会社さんがデジタルコンテンツまで扱う…
具体的にどのようなものなのでしょう?
お2人が快くお見せ下さったのは、リンク付きのウェブブック・YouTube広告・LINEアカウント・360VRの提案資料たち。
時にはCM撮影やドローンを飛ばすこともあるそう。
「伝える」すべての媒体をビジネスととらえる。
そして時には「伝える」効果を高めるためにアナログとデジタルを融合させた提案も行うなど、印刷の枠にとらわれない発想を持つ。
印刷会社の概念を覆す内容です😲
これほどの幅広い提案を行うには、一人一人の社員さんのスキルも問われるのでは…?思わずお聞きしてしまいました。
すると、お2人からも「日々勉強しています」のお言葉が。
井田さんは経営に関する知識を得るため、ブランド・マネージャー認定試験の2級を保持しておられるなど、とても勉強熱心な姿勢が伺えます。
近江印刷さんでは井田さんや袋本さんのような営業部の皆さまが、お客さまと何度もヒアリングを行い、お客さまの「やりたい」を叶える提案をする『伴走型営業』を行っておられます。
『伴走型営業』とはどのようなものなのでしょうか?
例えば、商品パッケージの依頼を受けた際、他とは異なる商品の良さをパッケージに出して売りたい。しかし中には差別化しにくい商品があるのも事実です。
その場合は、その商品を差別化させる提案から始まるそうです。商品の情報を集めるのではなく、商品の特徴までも提案してしまう、まさにコンサルタントの域に感心してしまいました✨
まずは「お客さまを知ること」を最重要視されている近江印刷さんでは、
地元からの信頼も厚くとりあえず近江印刷さんに相談してみよう!から始まる方も多いのだとか😊
「お客さまからのご相談を「できない」と断ることはあまりないですね。」と心強いお言葉も頂きました。
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次は、オフィスからドアを1枚挟んで直結の、工場をご案内していただきました。
中に入ると、大迫力の機械とたくさんの印刷物の山。
オフィスとはがらりと変わる雰囲気に圧倒されました。
1階では大きなロール紙を備えた輪転機が目を引きます。
この1ロールでB4の印刷物が8万枚印刷できるそうです!!
輪転機というと、色があまりよくないイメージがありましたが、近江印刷さんではCMYKの色味で画像もきれいな発色で印刷できるため、印刷枚数の多い、折り込み広告等の印刷もされます✨
周りを見渡すと、たくさんのインクや用紙が積まれており、ワクワクしてしまうような空間😊
中には、ちょうど今月発行の「とよさと広報11月号」の姿も!!!
そして、2階では中綴じ・無線綴じ・折加工などなど、1階で印刷された印刷物の加工が。高い印刷技術と加工技術を備えた近江印刷さんでは同業の印刷会社さんからの発注も受けられているそうです✨
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対面営業でお客さまとの関わりを重視されてこられた近江印刷さん。
しかし、このコロナ禍で思うように動けない事態に。
その時、近江印刷さんではどんな形でもお客さまに情報を発信し続けたいという想いから、社外報「ing」の配布・公式Twitterにおける投稿を開始されました👏
社外報は「近江印刷という会社を知ってもらいたい」という考えから。日々様々な自治体から広報を受注されている近江印刷さんならではのハイクオリティ!!
また、Twitterでは「伝えることをやめない」という意思から投稿をスタートされ、すでに4000人ものフォロワーが!企業の公式アカウントというと、少しお堅めなイメージですが、近江印刷さんは「日々のつぶやき大半、ビジネス少々でOK!」という内容で、親近感があり、とても応援したくなるアカウントです😊
ちなみに、社外報「ing」は近江印刷さんの公式HPのウェブブック上でご覧いただけます◎プレゼントコーナーの掲載号もありますのでぜひご応募を!とのこと✨
今回お話をお聞きしていると、会社の皆さまの「考え方が新しい」そんな風に感じました。その印象について少しお聞きしてみると、会社のモットーに「不易流行(変わらず守るべきものは守り、新たに変えるべきものはどんどん変えていく)」の考えがありました✨
社員さんも若い年代層の方が多くおられ、新卒入社5年目の袋本さんも
「みんなで助け合う、アットホームな雰囲気が近江印刷のいいところ。営業先で悩むことがあっても、会社に持ち帰って相談し、みんなで解決するんです」と。
とてもチームワーク抜群な近江印刷さんでした👏
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豊郷町観光協会でも、日頃から冊子やパンフレットの制作等でお世話になっている他、観光案内所での大人気のオリジナルグッズ「うさかめステッカー」や「登校証明書」もお作り頂いています。
まさに「近江印刷さんに相談してみよう!」から始まったグッズです。ぜひ豊郷小学校旧校舎群にお越しの際は手に取ってみてくださいね😊
井田さん・袋本さん、そして記事をご覧の皆さま
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
《近江印刷株式会社》
Twitter:@omp63
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