丸菱刺繍さんにお邪魔してきました【前編】
今年2回目となる事業所様への取材&インタビュー、今回は豊郷町安食西で工場を
構える丸菱刺繍の西村さんにいろいろお話をお伺いしました!
《丸菱刺繍さんの会社紹介》
刺繍機による刺繍加工を主とする加工業。刺繍の他にもレーザー加工機によるカットや彫刻、コンピュータ彫刻機による箔押しなど、幅広い加工も手掛けておられます。
また、メタリィフという衣料用マーキング素材の新たな加工にもチャレンジして、アイデア溢れる”ものづくり”を目指しておられます。
今年で創業33年目を迎えた丸菱刺繍さん。
さっそくお尋ねしたのが『丸菱(まるびし)』という屋号の由来です。
「代々近江商人の家系で『菱屋(ひしや)』という屋号がついていました。
父が丸紅(まるべに)い勤めていたので、そこから『丸紅』と名付けました」
とのことです。
豊郷町観光案内所で販売している人気商品の一つに、丸菱さんが加工している
キャラクターの部分は刺繍で、ロゴはメタリィフ加工したものです。
また、「うさかめマスク」も大好評の商品です。
《メタリィフ素材を使おうとしたきっかけは?》
「素材を模索している時にメタリィフに出会い、今までにない素材・質感が面白い!
と感じて使ってみようと思いました」とのこと。
《メタリィフの一番の特徴は?》
「一見シートの様に見えますが、これは織物です。普通にハサミで切るとほつれて
しまいますが、レーザーカットすると焼き切るのでほつれないのです。
色は10色あり、どれもオーロラ色に輝くとてもきれいな生地です。」
ほとんどの布地に加工できる魔法のような素材ですね!
さて、いざ作業場にお邪魔してみると・・・
たくさんの機械がズラリと並んでいます。
どんな機械でどのように加工されているのか、社会科見学のような気分で興味津々♪
【後編に続く】